mano – 肖像画家にとって最大の敵だった“不完全さ”を、現代では贅沢として味わう。
肖像画家にとって最大の敵だった“不完全さ”を、現代では贅沢として味わう。
美の重奏・不完全の贅沢・唯一無二の肖像。
バロックの重厚さと印象派の自由な色彩を取り入れ、写実を超えた「印象と感情の再構築」を目指す。
写真を絵画に戻すような、挑戦的で唯一無二の体験。
Concept – “mano”とは
写真は誕生以来、写実を極めるために進化してきました。時代は18世紀ヨーロッパ。肖像画家たちは「不完全さ」の克服に鎬を削り、正確さこそが正義とされた”写実主義”の時代を生きていました。
そんな時代の中で生まれた写真。写真は驚くほど正確で価値が高いとされ、写実主義の肖像画家たちは仕事を失っていきました。20世紀、デジタルカメラの普及で写真は家庭でも量産されるように。今、写真の価値はどうなったのでしょうか。
画家達の血の滲む努力の先にあるものが、わたしたちの手の中にあるものだと、自信を持って言えるでしょうか。中世の画家達が夢見た未来に、わたしたちは向かっているのでしょうか。本当はもっと手前で、何か別の分岐があったのではないでしょうか。
“mano” が目指すのは、写実の向こう側。 バロックの重厚感、印象派の自由な色彩。それは写実的な印象派という矛盾を形にすること。両者を取り込みながら、写真を「絵画」へと再び接続する試みです。
これは単に見た目を変える表現技法の選択ではありません。デジタルで均質化された時代だからこそ、敢えて「不完全さ」や「揺らぎ」を価値とする。一見非効率で量産には向かないアプローチを、贅沢として楽しむ。AIが台頭する時代において、写真そのものの存在意義を問い直す挑戦でもあります。
“mano” は studio ate が提案する、新しい肖像のかたち。それは”一周回った今”だからこそ新しいアートとしての写真体験であり、時代の大きなうねりの中で生まれる 文化的価値 の一部となることを目指しています。
Expression – 表現の特徴
- 油絵調の質感: トーンに奥行きを与え、重厚で品のある表情へ。
- 色彩の詩情: 肌や陰影を“説明”せず、“感じ”として残す。
- 人の手の温度: 均一化を避け、意図的な揺らぎで“作品”に仕立てる。
- 仕上げの安心: UV加工で紫外線対策(※完全防御ではありません)。
Scene – 推奨シーン
ウェディングのアートポートレート/ウェルカムボード/初めての家族肖像/七五三や記念日を作品として残したい時/ご両親・祖父母へ贈る一点もの/飾って“育つ”壁面アート
Session Fee – 撮影料金
19,800円 (店舗滞在時間目安 120分)
Price & Size – 価格とサイズ
- F15(528×650mm) … 148,500円
- F10(453×527mm) … 121,000円
- F8(380×455mm) … 96,800円
- F6(316×408mm) … 73,150円
- F4(242×333mm) … 56,100円
- F3(219×272mm) … 45,100円
FAQ
- 普通の写真と何が違いますか?
- “正確さ”より印象・感情を優先します。仕上がりは油絵調で、均一に整えず“人の手の温度”を残します。
- データは付きますか?
- 作品性の高いプリント仕上げが主役です。データの扱いはプランやオプションで調整可能です。
- 色あせは心配?
- UV加工で日常使用に配慮しています(直射日光・高温多湿は避けてください)。
- aurora とどう違う?
- mano=不完全さの贅沢(絵画的)、aurora=光と解像の到達点(未来的)。思想と見え方が対照的です。
- どの写真が“mano向き”?
- 近景の表情、陰影のあるライティング、濃厚な色味の雰囲気との相性が◎。